アパートの家賃って下げられるの？
こんにちは！
サラリーマン不動産投資家のやよいあや（@aya_investor）です！
今回は「アパートの家賃を下げる方法」について書いてみたいと思います。
皆さん、アパートの家賃は、普通は下げられないと思いますよね？
これ、できるんです。
もちろん、毎回いつでもできるものではありません。
コツがあります。
◆アパートを借りるときは…
新しくアパートを借りようとしているときに、
家賃を安くしたい…と思っている。
そんなときに気にするポイントは
「入居する時期」です。
ずばり、「5～7月あたり」に部屋を探していると
家賃を値切りやすいです。
なぜでしょうか？
基本的に世の中の人が「賃貸物件を探す」のは「４月」です。
「4月」は、「会社に入る」「入学する」「異動する」などの出来事が多く
たくさんの人が引っ越しをし、新しいアパートなどに入居します。
「4月」には新しい家に入居していないといけないので、
家を探し始めるのは12月～2月、遅くとも3月前半には決めるでしょう。
なので、
この時期は、大家は絶対に値下げしません。
「空き部屋があっても入居してくれるだろう」
…と思います。
ですが、それが「4月」も過ぎて、「5月」になると
徐々に不安になってくるのです。
なぜなら、ほとんどの人の部屋探しシーズンは過ぎ去っています。
このまま誰も入居しないと、1年間ずっと空き部屋かも…と心配になってくるのです。
そこで、「もう少し値段を下げてくれたら住みたい」と
言う人が現れたらどうでしょうか？
値段を下げたくなりますよね？
なので、「5月～7月」までは最も値下げ交渉がしやすいのです。
◆8月以降はどうなの？
では、8月以降はどうでしょうか？
9月にも少しだけ引っ越しする人が増えます。
2学期も始まるし、会社の異動がこの時期にある人もいるので、
8月にはまた、家探しをする人が増えてきます。
なので、5月～7月がいいのです。
ただ、大家さんによっては、強気でずっと家賃を変えない方もいます。
ですが、最近本などで勉強した大家さんも増えていますので
値下げ交渉はしてみましょう。
◆引っ越し時期も実は同じ
引っ越し費用も時期によって変わるのは知っていますか？
引っ越し費用も先ほどの話と同じで、
3月がめちゃくちゃ高くて、7月ごろはかなり安くなります。
私は3月と9月に引っ越しをしたことがありますが、
3月は30万円以上かかり、9月は10万円で済みました。
それくらい差があります…！
特に引っ越し時期に限定がないかたは
最もシーズンオフの7月の引っ越しがおすすめです。
逆に3月は絶対やめましょう…！
◆今、住んでいる家に不満がある場合…
今、住んでいる家に不満があって「引っ越したいな」と思っている方もいますよね？
でも、引っ越すのはちょっと待ってください。
もしかしたらその不満は、解消されるかもしれません。
解消方法は、大家さんにその不満を告げてみる…です。
え？ そんな方法？
そもそも、大家さんはそんなお願いとか聞いてくれないんじゃない？
それに、言ったら大家さんからの印象が悪くなりそう。
…なんて思いますよね。
でも、たいてい大丈夫です。
なぜなら、大家さんは、あなたに出て行ってほしくないのです。
◆貸借人が出ていくと、お金がかかる
貸借人が出ていくと、新しく貸借人が入るのに、
いくらかかるか知っていますか？
まず、部屋をきれいに元通りにする費用。
もちろん、前の貸借人の敷金などを充てる場合もありますが、
長く住んでいる方が出ていくと、
部屋もそれなりに汚くなってしまいますので、
部屋をきれいに元通りにするのに30万円以上かかることもあります。
また、元通りにした後、新しい貸借人を探しても
なかなか見つからないこともあります。
その時は、数カ月家賃が入りません…。
貸借人がやっと見つかっても
今度は見つけてくれた不動産会社さんに
広告費といって、お金を払わなくてはなりません。
広告費は、だいたい家賃1か月分。
ですが、賃貸アパートが余っている地域では
家賃の3か月分を払わなくてはならないこともあります。
また、賃貸アパートが多い地域は、
敷金ゼロ、礼金ゼロでフリーレント…というのが普通です。
フリーレントとは、1カ月だけ無料で貸す…ということです。
そうすると、新しい貸借人に入ってもらうのに、
大家さんはお金をたくさん払ったり
本来ならもらえそうなお金をもらえなくなります。
なので、もしあなたが出ていきたいと思った場合、
その不満が10万円以下くらいで解消できるなら、
大家さんが叶えてくれる可能性があります。
例えば…
＊ウォシュレットにしてほしい、
＊エアコンの効きが悪いので変えてほしい
＊インターフォンをモニター付きにしてほしい
…などはかなえてくれる可能性があります。
私は、大家の立場ですが、
正直、不満があったら言ってほしいですし、
それが10万円以下であれば、叶えますね。
出て行かれると、
それだけダメージが大きいということです。
もちろん、交渉がうまくいかない場合もありますが
すごく不満で引っ越そうと思っているのなら
言ってみる価値はあります。
工夫されている大家さんは、2年ごとにプレゼントをあげたり
不満がないかアンケートを取ったりしています。
なので、不満があって出ていくくらいなら、
一度、大家さんに不満を言ってみてください。
◆住んでいても家賃交渉できる
前述のとおり、大家さんは
貸借人の方に出て行ってほしくありません。
なので、住んでいる最中に
「もうちょっと家賃が安ければ住み続けられるんだけど…」
という交渉もありです。
1万円安くするのは難しいかもですが
2000円～5000円くらいなら安くなる可能性はあります！
特に、空きがちょっと多めのアパートであれば
「これ以上空きを増やしたくない！」と
交渉に応じてくれるかもしれません。
◆いかがでしたか？
アパートを借りる際にも、時期によって
いろいろな事情があることが
お分かりいただけたかなと思います。
今後、アパートを借りたり、引っ越しを検討したりする際に
この知識が役に立ちましたら嬉しいです。
